症例報告
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夏場に増加?『耳が詰まった感じ』という症状

夏場は不思議と『耳が詰まる』という主訴にて来院する方が多い。

耳鼻科に言わせると『耳管開放症』とか『慢性中耳炎』とか、、、いわゆる『耳の問題』として伝えられる。

しかし、
多くの場合、耳の症状にも関わらず『耳の症状だが原因は耳に在らず』という矛盾がある。

直ぐに自覚症状が消失すれば『耳だったんだ』…となるが、難治性の相談が来るのが国立おざわという処でございます。

主訴

耳の閉塞感 & 頭痛

問診

先週から右耳がずっと詰まっているような閉塞感が出てきた。

一時的には改善する事もあるが、
常に閉塞感や痛みを伴うこともある。

症状が出始めた頃から患側の側頚部にも違和感や突っ張り感を感じるようになった。

学生の頃から首肩凝りに悩まされていたが、
頭痛や耳の症状は今まで感じた事がなかった。

以前より首の可動域も狭くなっている状態で、
後ろや横に傾けようとすると痛みや攣りそうになる。

社会人になり慣れない環境で過労やストレスが溜まっているのは本人も感じており、上記の症状以外にも寝付きの悪さや倦怠感、頭痛や顎の痛みも出てきている。

鍼治療に興味があり、
Instagramで当院を見つけご相談がありました。

視診・触診

視診
視診で確認できるほど頚部の浮腫が確認できる。

触診
頚部の筋浮腫に加え、筋緊張もかなり強い状態。
患側の胸鎖乳突筋に顕著な圧痛と硬結がみられる。

治療

①頭半棘筋
②僧帽筋
③肩甲挙筋
④板状筋
⑤大後頭直筋
⑥胸鎖乳突筋
⑦側頭筋
⑧内、外側翼突筋

治療経過

1回目
術後、重怠さが残る。

2回目
前回後、久しぶりにぐっすり眠れた。
翌日にはまた睡眠不足に。
耳はなんとなくいい感じがする。
ペインスケール10→9

3回目
首の凝りが軽減し、可動域が広がる。
耳の症状は9→6

4回目
術後、ペインスケール6→3
耳の症状は気にならない時もある。

5回目
調子が良い。
耳の症状は消失。
以前より仕事も捗るようになってきた。

現在も毎週末に治療継続中。

まとめ

冷房が苦手な人へ


『暑さに慣れる』 ...と言いますが、ここまで暑くなりますとぶっちゃけ慣れません。。。(暑過ぎるでしょ)

熱中症になりやすい方は『無自覚な首コリ』が必ずある人です。

首コリにより自律神経機能が乱れ、体温調節が無自覚にオーバーヒート。文字通りに熱中症...という症状としてドカンと現れます。

どうしても冷房が欠かせない日本の夏。
冷房が苦手な人で体調不良が続く人は「冷房が苦手なのは何故なのか?」に焦点を当てて考えることも大切です。

ある日、
冷房嫌いの患者さんが「もうさ、ここまで暑いと冷房は欠かせないわけじゃん?だったら冷房が苦手な体質そのものを変化させていかないと、病気が増えるよね。」

『冷房嫌いの体質そのものを変える』...というのは苦手な人からすると盲点です。

無自覚な首コリの退治が自律神経の機能改善に繋がります。夏場に体調が優れない方はご相談下さい。
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