症例報告
症例報告
image image

子供の『病』の本質を哲学すべき時代である

時代とともに『子供の病気』が増えています。

過敏性腸症候群・慢性疲労症候群・頭痛・起立性調節障害・不安神経症・強迫性障害・うつ病・パニック症…

各科に行くとそれに基づいた処方のみ。
薬ばかりが増えていきます。

子供は『コリ』に気が付きにくい傾向があります。
無自覚な『首コリ』が病の本質であることを知って頂きたく思います。

主訴

腹痛・下痢 & ガスが溜まる(おならが我慢できない)
過敏性腸症候群(IBS)と診断済み

問診

小学校5年生からの症状です
主に学校、塾にいる時にお腹が痛くなりトイレへ。
下痢だったり、出なかったり、、、
静かな教室内でオナラが出てしまう感覚をずっと我慢しています。

我慢し過ぎて吐き気が出ることも。
女子同士の人間関係のストレスや中学受験の時のストレスが症状の始まりだった。
家にいるとき、リラックスしているときは症状は軽度に過ごせている。

行きたい中学校に向け、勉強を熱心に頑張っている大事な時期なのでどうにか治したい。。。
今回、娘さんのお母さんが昔同じような症状で悩まされていたことがあったそうです。
(当時は過敏性腸症候群と言われることもなかった)

当時の経験から「これは薬では治らないやつだ」…と鍼灸治療を調べていた時、国立おざわを見つけたそうです。

視診・触診

視診は特に異常なし
頭半棘筋停止部の筋緊張(+++)
精神的な緊張も強い。

力の抜き方が出来ず方が挙上している状態。
僧帽筋の筋緊張(+++)。

治療経過

1回目
治療後少し吐き気がでたそう。
症状に変化はない。

2回目
他覚的な所見だが筋緊張が解れる。
症状に変化はまだ見られないがそれを説明。

3回目
模試を受けたそう。
いつもならお腹が痛くなるのに痛くならず自分で驚いた。
多少のガス溜まりは感じるが、良い。

その後週一度の治療を継続。
現在は高校受験に向け治療と勉強の繰り返しで臨むのみである。

まとめ

子供の無自覚な首コリに気が付いてあげて下さい


私は鍼師です。
鍼師として日本のことを考えることをしています。

日本の子供たちが、
首コリが原因により様々な病で苦しんでいます。

大人が抱える身体の苦しみや悩みは『自分で考える』をして自分自身の身体を哲学してほしいのです。

SNSやYouTubeなど、知ろうとすることをすると「これは首コリかもしれんぞ」と知れるはずです。

子供に関しては『どうしたらいいの?』が出来ないのです。

そもそもが首コリに無自覚であるからこそ盲点になる。盲点だからこそ気が付く時には相当な時間が経過しています。

それが受験のときだったら?
それが大事な試合の前だったら?

違う人生があったんじゃないか。
現代において、自分自身の人生の問いを始めるのは早くて18歳とか20代前半でしょう。

子供に関しては親が気が付いてあげなくてはなりません。

苦しい状況が治ったとき、
その幅が他の人間への優しさになるやもしれません。

いつの時代も世を変えてきたのは若者の存在です。
子供たちの病気が増えているのが首コリによるという事実があります。

親が気付いてあげて下さい。
子供たちの病の本質を、
今こそ哲学しようではありませんか。
image