症例報告
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虫歯が無いのに歯が痛い…食いしばりと歯ぎしりを深掘りする

歯科医師の友人から『虫歯が無いんだけど歯が痛い…という患者さんがいるからおざわちゃん宜しく!』…と、相談が多い国立おざわです。

虫歯のように在るか無いか…がハッキリしていると『原因が分からない…ということが分かる』ということが分かります。

なぜ、虫歯が無いのに歯が痛いのか…
これにはTrigger-Pt®による『関連痛』というのが関わっています。

『痛い所=悪い所…ではない』ところを深掘りしていきましょう。

主訴

虫歯が無いのに歯が痛い & 顎関節の痛み・歯ぎしり

問診

数年前から肩こりを感じるようになったそう。
今までも美容院に行くと「20代の硬さじゃないっスね」と言われていたらしい。

学生時代に一日10時間毎日勉強に打ち込み、念願の企業に就職。社会人になってもパソコンと向き合う日々を送っている。

学生時代は肩こりを自覚することなんてなかった。
1日10時間パソコンを操作する。
最近マッサージや整体に行くが、どうもよくならない。眼精疲労や肩こりも日々酷くなるばかり…

ある日、
朝起きると頬(ほっぺた)に違和感を感じたそうです。

鏡を見るとエラの部分が腫れている感じ。
昔の写真と比べると顔が大きくなってる??…とショックを受ける。

「そういえば最近歯が痛い…」と思い、
歯医者に行くと「虫歯が無い」と言われる。

食いしばり対策で、頬のマッサージの仕方とマウスピースを処方された。しかし症状は改善することはなく日常的にも頬に痛み・歯の痛みも良くならない状態が続いている。

新婚旅行も控えているので早く治したい…
職場の方から当院の事を紹介頂き来院されました

視診・触診

フェイスラインが膨隆している
咀嚼の特に口を閉じる動作に問題あり
肩甲骨も常に挙上しており、首も前傾している。(現代社会の人の典型的な姿勢)
頚部浮腫(+++)

治療部位

僧帽筋
頭半棘筋
胸鎖乳突筋
頭板状筋
咀嚼筋(側頭筋、咬筋、内外翼突筋)

治療経過

1回目
術後、身体が重だるい感じがする
鍼の響は心地いい。

2回目
肩こりの自覚症状が半分位になる
睡眠の質が向上し寝入りな特にスっと寝れるようになった。

3回目
出張で移動が多く仕事も多忙だったが疲労感が少ない。
顎関節の疼痛を気になることが少なくなった。

4回目
頚部浮腫も取れ、鍼の響きがより感じるようになる。
歯ぎしり・顎関節痛もほぼ感じなくなる。

5回目
身体の調子が上がったことで仕事やプライベートも充実を感じる。
新婚旅行での食事も気にすることなく楽しめた。

現在も月に3回から5回のペースで治療を継続している。

まとめ

脳は知覚にいいかげん?


歯が痛い=歯が悪い、、、と考えた結果『歯に問題は無かった』という矛盾。

ここで注目すべきは『歯だから、見えるから、虫歯が無いと分かった』というところにあります。

では、
『見えなかったら?』

ゾクッとしませんか。
そもそも見えないものの方が多いのに。

咳喘息、逆流性食道炎、慢性疲労症候群、頭痛などなど、、、

見えないものほど、
原因が分からないものほど、
『病名』がついてしまう。。。

そもそも脳というのは知覚にいいかげんなのです。
昔、書いた漫画があるので読んでみて下さい。



続きはコチラ→
トリガーポイント鍼治療マンガ図書館 第5回「交感神経緊張の社会だからこそ『予防鍼灸』」
(ちなみにこの漫画は『カイジ』の福本先生のお弟子さんが書いてくれました)

虫歯が無いのに歯が痛い…という症状は、
見えないものに本質が在る、、、ということを教えてくれる症例の一つです。
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