症例報告
症例報告
image image

ワクチン後遺症…咳喘息と蕁麻疹、副鼻腔炎が続いている

国立おざわにはいわゆる「ワクチン後遺症」ではないかと思われる疾患に悩む患者さんが沢山訪れます。

慢性疲労症候群の悪化・咳喘息・足の麻痺・全身の痺れ・蕁麻疹・後鼻漏・癌・帯状疱疹…

今まで沢山の相談がありましたが、最近になりまた増えてきているように感じます。

多くの場合『免疫』に何か異常があります。
トリガーポイント治療は【自律神経―免疫療法】に大きく関わります。

症状改善の事実も多く、データも増えてきました。

今回は、ワクチン接種後から急激に咳喘息や蕁麻疹。繰り返す副鼻腔炎に悩む症例です。


主訴

ワクチン後遺症(咳喘息・蕁麻疹・副鼻腔炎)

問診

咳と痰が常時出ています。
1時間の間に4・5回、ティッシュに痰を出すそうです。

コロナワクチン2回目以降、急激に原因不明の蕁麻疹や、咳喘息を酷く発症するようになり、咳が出ると止まらず胸の苦しさも出始めました。

皮膚科では「接触性皮膚炎かな?」「ワクチンの後遺症かもね?」と言われた。

高齢出産を経験しており更年期の時期でもある。
本人は自律神経が弱ってしまい、色々な症状が重なって発症に繋がっているのかもしれない…と思うようにしていたそうです。

耳鼻科では○○内科では○○心療内科では○○…というように通うほどに薬をもらいました。

治したいから薬を言われた通り飲んでいましたが、変化はありませんでした。

免疫力が弱っているのか…徐々に副鼻腔炎と後鼻漏も辛くなってきたそうです。

もう病院での治療は諦め、東洋医学を調べ始めて国立おざわに辿り着いたそうです。

視診・触診

問診時も咳き込むのと痰が絡む回数が多い。
見た目の異常はない。
体全体の緊張が強くうつ伏せ時も力みが取れない。
頚部〜背部にかけて全体的に浮腫が強い。
胸鎖乳突筋・頭板状筋の筋緊張が顕著。

治療

元々呼吸器系が弱いのに加え黄砂や浮遊物が多い地域での暮らしであること。
ワクチン後の後遺症、更年期等々…TPが溜まるには十分な要因が沢山ありました。

それらの要因から急激にTPが蓄積され潜在し、常に少しずつ活性化してしまう状態になっているようでした。

よって活性化TPから潜在性TPまで症状の原因となっているポイントを一つ残らず除去するつもりで細かい部位までトリガーポイントを打ち抜き、その自律神経の作用により免疫環境を変えることを目的としました。

治療筋

僧帽筋
胸鎖乳突筋
頭半棘筋
頭板状筋
後頭下筋群
胸部多裂筋

1回目
初回の治療から、痰が出るのが午前中だけになる。
明らかに痰の量も減り旦那さんからも「調子が良さそうだね」…と言われる。

2回目
日によって波がある。
良い時と悪い時の差がすごい。
その差の分だけ心がやられる。

3回目
今回は良かった。
全体的に元気になってきた気がする。
朝だけ痰が出るくらいで日中は全く気にならない。

6回目
朝は変わらず。
日中はほとんど気にせず過ごせる。

8回目
全身治療開始。
治療中からとてもリラックスできる。

12回目
疲れ具合で調子の良さは変わるが基本的には調子が良く過ごせている。

明らかに自律神経―免疫…のバランスが変わってきていることを実感する。
当初感じていた自覚症状が10だとしたら、今は2→←3を行ったり来たりしている状態。
現在も月に数回のメンテナンス治療を行なっています。

まとめ

ワクチン後遺症とトリガーポイント療法


「ワクチンに後遺症がある訳がない」…という人も中にはいます。

しかし「ワクチンに後遺症がある訳がない…と言えるはずもない」…のではないでしょうか。

国立おざわの患者さんの中でも、、、ワクチン接種後から①前日までゴルフに行くくらい元気だったのに、ワクチン接種後から歩行困難になる(割と多い)②帯状疱疹を繰り返す(結構多い)③毎年検査しているのに急に癌になる(結構多い)④体中が浮腫み、医者に行くと慢性疲労症候群と言われる(超多い)⑤喉の詰まり感・咳喘息・後鼻漏などの呼吸器・耳鼻咽喉科疾患⑥消化器系の異常(多い)…などなどなどなどなど…
明らかに『免疫力』になんかしらの異常をきたすケースが多いです。

さまざまな『ワクチン後遺症ではないかと疑われる病』に対して治療をしてきましたが、トリガーポイントを処理する事による自律神経―免疫療法及び、各患部のトリガーポイント処理により、よい治療結果が出ています。

『これってひょっとして…』という症状があれば相談して下さい。

良くなる事実が集まっています。
image