症例報告
症例報告
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ストレスを感じると咳が出る。
咳喘息と慢性副鼻腔炎。

主訴

副鼻腔炎、後鼻漏、喘息
→仕事中に辛い

問診

副鼻腔炎は1年ほど前に高熱を出して以来続いている。
普段通っている耳鼻科の先生には副鼻腔炎が慢性化してしまったのだろうと言われた。

教員をしていて授業中に喘息の発作も出てしまうと生徒に迷惑をかけてしまうので困っている。。。

ここ最近後鼻漏のような症状もある。落ちてくることで寝不足にもなり、自律神経が乱れ、、、の悪循環。
精神的なストレスを感じると顕著に咳が出る。咳が出始めて喘息と診断されたのは20年ほど前。長いこと薬を服用している。
ヨガや筋トレなど、健康にはとても気を遣っているつもりだがこれら不調があるとどうもテンションが下がる。

自分でコントロールしきれないところをなんとかしてほしい!...とのことでご来院されました。

視診・触診

長いこと運動習慣があるとのことで、全身的にかなり筋肉質。胸鎖骨乳突筋は力が入っているのが視診で確認できるほどでした。

治療

副鼻腔炎や後鼻漏、喘息症状にはまず自律神経の調整が必要だと判断。
加えて呼吸器系のご症状には①胸鎖乳突筋②胸部多裂筋が関連する為、これらを中心に治療を行いました。

1回目:治療中に少し咳き込むがなんとなく良い気がする。

3回目:発作的に咳が出てしまう回数が減る。咳が減ることで身体の疲れも楽になる。今まで服用していた薬をやめることができた。

5回目:鼻をかむ回数が減る。後鼻漏のような症状も落ち着いてきて睡眠の質が上がる。

10回目:当初の呼吸器症状は消失しました。

まとめ

現代において、西洋医学はとても進歩しており時には薬で抑えるということも大切です。
しかし肝臓への負担を含む様々な副作用に加え、根本的な解決にならないことも多くあると思います。

長期的な薬の服用が、果たして正しい処置なのでしょうか?
薬に頼らず、自律神経を整えることで改善される症状もたくさんあります。

「頭痛に悩まされて痛み止めが手放せない」
「精神的に不安定で、薬がないと生活もままならない」

などなど、当たり前のように薬を服用されている方はぜひ一度ご相談ください。
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