症例報告
症例報告
image image

うつ病と診断→首コリ治療で症状根治の症例

主訴

3年続く不眠、倦怠感やうつ症状

3年前からの症状。
特に原因など心当たりもない。
初めは不眠症状から始まる。
寝つきも悪く、眠れたとしても2〜3時間で目が覚めてしまう。
睡眠薬を服用しても改善には至らず。
不眠症状が出て以来、倦怠感や胸のザワザワ感、やる気が出ない、頭がぼーっとするなど沢山の症状が出始める。
仕事が手につかない状態の為、心療内科へ。

うつと診断され現在は休職中。
薬を処方されているが、そこまで変化がない状態。
仕事をしたいという意欲はあり、薬物療法だけでなくその他の治療法を模索する中で当院のHPを見つけご来院頂きました。

視診・触診

触診では首から背中にかけて筋肉の過緊張がみられる。

筋浮腫も酷く、首の筋肉が触診できないほど。
また、交感神経緊張の状態でみられる皮脂の過剰分泌もある。

治療

主な治療部位
①僧帽筋 ②頭半棘筋 ③肩甲挙 ④板状筋

治療経過

1回目
至る所で※ローカルトゥイッチ(局所的な筋収縮)がみられる。
※索状硬結などトリガーポイントがあるところで起こる反応。

2回目
普段よりなんとなく眠れた気がする。
その他の症状はまだ目立った変化がみられない。

3回目
以前より頚部の浮腫は軽減。
筋緊張はまだ強い。

5回目
表情が明るくなった。
たまに目が覚めることはあるものの以前に比べて眠れている。

7回目
倦怠感はほぼ消失。
頭もクリアになった気がする。

10回目
調子が良くなった。
そろそろ仕事復帰しようと考えている。

現在も治療を継続中。

まとめ

今回のようにうつ病と診断され薬物療法をしたものの、症状の改善がみられない、、というケースは非常に多いです。
実際、全うつ病の9割が頚性うつ(首こり)とも言われています。
首の筋肉の異常によって交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで自律神経が乱れ、不定愁訴が現れます。
現代のストレス社会、長時間に及ぶデスクワーク、スマホの使用による前傾姿勢などが原因で頚性うつが増加傾向にあります。
また10代の若い世代にも首の異常による自律神経疾患が増えています。

早めにご相談ください。
image