症例報告
症例報告
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へバーデン結節

主訴

両手の指が痛い。
ピアノが好きで毎日弾いているが最近指の痛みが強く、満足に弾く事が出来ない。
鍼治療で痛みが改善するという事を友人に聞き、当院にご来院されました。

視診

示指・中指に変形があり痛みも強度である。
薬指・小指は変形は軽度だがピアノなど、指を使った後に痛みが出る。

治療

極霞鍼(かなり細い鍼)にて指のDIP関節に対し鍼治療を行いました。
へバーデン結節による痛み症状は指の靭帯に対するトリガーポイント治療を行う事により症状は改善します。

1回目:10→8 まだ痛い。しかし効果はある。
3回目:8→7 少しずつだが良い。
5回目:7→5 痛みが半分くらいになる。
7回目:5→0 痛みが消失する。

まとめ

へバーデン結節のトリガーポイント治療

へバーデン結節は指のDIP関節(いわゆる第一関節という所)に変形が起こる加齢による原因不明の症状です。
初めは『リウマチかも?』と心配になりますが、リウマチの場合はPIP関節に変形が起こります。
もしPIP関節(いわゆる第二関節という所)の痛み・変形はリウマチが関わる事がありますのでご注意を。

へバーデン結節は原因不明という事ですが、やはり指先を使う趣味や仕事をしている人に多いです。
当院のへバーデン結節の鍼治療は指の細かい靭帯に形成されたトリガーポイント治療により変形は治りませんが、痛みは治ります。
痛みが起こっている部位にはトリガーポイントがあります。

へバーデン結節は長年お辛い患者様も多いです。
ご相談下さい。
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