症例報告
症例報告
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姿勢を変えるとズキズキと腰が痛む。骨盤がギシギシする。

姿勢を変えるときのズキズキ、骨盤のギシギシした感覚

主訴

腰の痛み→姿勢を変えるときのズキズキ、骨盤のギシギシした感覚

ひどい時は腰がしばらく伸ばせないくらいに痛い

問診

ずっと痛い。
昨年整形外科に通いブロック注射、痛み止め、牽引など色々と試すが変化なく。。。

なんとなく動きがハマらず、ズレているのか??というときがある。
きっかけはわからない。仕事柄、腰に負担をかけること(中腰でバランスを取る時間が長い)が多いのでそれの蓄積だという自覚はある。
座っている姿勢から立ち上がるときにズキッと痛みが走る。ひどい時は腰がしばらく伸ばせないくらいに痛い。
1回ズレるような感覚があると、しばらく痛みを引きずることが多い。
骨盤周辺が硬い感じも気になる。動き始めはギシギシする感じ。油を差したくなる。
可動域も狭くなっている。特に屈曲、進展動作はとても固まっている感覚。
レントゲン、MRI検査で異常は診られなかった。
同業の友人からのご紹介でご来院されました。

腰部〜股関節にかけてハリが強く触診困難な状態

視診・触診

腰部〜股関節にかけて、表面からハリが強く触診困難な状態。
特に中殿筋、大腿筋膜張筋の硬結が顕著に診られました。

多裂筋・中殿筋・大腿筋膜張筋をメインに治療

治療

①多裂筋

仙骨に付着する筋肉で姿勢を維持するときや体位変換時に強く作用する筋肉。

腰痛はもちろんですが、骨盤内腔臓器との関連も深いです。

②中殿筋
股関節の安定性に重要な筋肉。
中殿筋TPが活性化すると、大腿部外側に痛みや痺れが発現します。

③大腿筋膜張筋
股関節の屈曲、内旋動作で収縮する筋肉。
デスクワークなとで座っている時間が長い方は特に負担がかかりやすいポイントです。

以上3つの筋肉をメインに治療を行いました。

1回目:10→5  股関節周りが柔らかくなった影響もあり、日常生活での腰にかかる負担が減った感覚。

3回目:5→3 日常で痛みを感じる機会が激減する。まだ寝起きで少し違和感が残る。

5回目:3→0  腰の痛みは消失しました。良い状態を維持するために、月1〜2回程度でメンテナンス継続中です。

まとめ

腰痛の方向け“股関節”解説

腰痛治療をさせていただくときは、まとめて股関節周辺を治療させていただくことが多いです。

理由としては

①股関節の可動域制限が腰痛の原因になる
→股関節の屈伸で行われるべき身体の動作が、腰の屈伸によって行われることで腰に無理な負担がかかる。

②腸腰筋など腰の最深部の筋肉は、股関節の動きに関係する
→腰痛がある方は、表層の筋肉だけではなくインナーの筋肉(腸骨筋、大腰筋など)も固まっていることが多いため。

③大殿筋が上手く使えていない
→大殿筋を上手く使えていない=骨盤が後傾することが多く、つまり腰部多裂筋に無理な張力がかかっていることが多いため。

腰痛の患者様にはTPの除去を目的とした治療はもちろんですが、「身体にかかる負担をいかに減らして生活を送るか」...というポイントもお話しながら治療を進めていくことが多いです。

ライフスタイルは人それぞれで様々な形があり、その分人の数だけ治療の形があると考えます。

長年のご症状でお悩みの方は是非一度ご相談ください。
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