症例報告
症例報告
image image

右股関節周辺の痛み

主訴

今年1月から右股関節周辺の痛みが出ている。
元気な時は週3回くらいテニスをしていた。
しかしだんだん股関節部に違和感が出て来て徐々にボールを拾いづらくなる。
整形外科にて、変形性股関節症と言われ、テニスをやめるように言われてしまう。
しばらく電気治療などを行なっていたが良くならない。
そこで主治医の内科の先生に相談し、市民病院にてMRIを撮る。
市民病院では「大腿骨骨頭壊死」と診断される。大学病院を紹介された。
しかし大学病院では骨頭壊死ではないと言われ、「現在の痛みの原因は変形している股関節が原因」だと言われ、手術しかないと言われてしまう。
ご家族の介護もあり、入院は出来ない環境から地元の整形外科にて電気治療を行うようになる。3ヶ月程、民間医療薬なども試してみたが全く改善がない。
このままでは改善しない、、、、と思い、鍼治療を受診。それでも改善が無くカイロプラクティックなどに通うがそれもまた良くならなかった。
当院の鍼治療の噂を聞き、HPをみてご来院されました。

視診・触診

視診では特に異常はなく、むしろ身体をしっかり鍛えており同じ御年代の方よりも大分筋発達が診られました。触診では右股関節部周辺の筋硬結が多く診られました。

治療

ボールを拾いにくい、、、という事で股関節の屈曲運動を行う筋を中心に治療を行いました。大腿筋膜張筋・小殿筋・大腿直筋。

治療結果

2回目の治療後から股関節の痛みが軽減。10→5

5回目の治療では残りの症状が3程度にまで減少。この時期からテニスの復帰を検討する様になりました。

10回目の治療後には駅の階段を登る時に股関節を曲げるのが気になる程度にて日常生活は大分質が向上した様です。テニスも復帰して仲間内と楽しくプレーできているとのご報告を受けました。

image