症例報告
症例報告
image image

スマホゾンビにならないで!!

主訴

朝目覚めた時が一番辛い…
頭痛・吐き気・めまい

問診

1年ほど前からの症状である。
毎日ではないが多いときは週3回ほど強い頭痛とめまい・吐き気がある。

朝目が覚めた瞬間が1番辛い。
時々、高くキーンと響くような耳鳴りがすることもある。

昼過ぎ〜夕方にかけて少しづつ楽になる。
テスト前など寝不足の次の日は出やすい傾向にある。
朝あまりにも辛い時は学校に行けない。

色々な病院に行っても原因はわからず、結局自律神経という言葉で片付けられてしまう。

血圧が少し低いとのことで血圧が上がる薬を服用中。できれば薬は飲みたくない。
首コリの自覚はかなりある。
整形外科ではストレートネックだから首が凝りやすいかもと言われたことがある。

寝る前もスマホ、信号待ちの時もスマホ、電車待つ時もスマホ、、、気が付けばスマホをいじっている。

ご両親が自律神経について調べているときに当院HPを見つけ、息子さんを連れて来院されました。

視診・触診

頚部浮腫が強く診られる。
頭半棘筋停止部を触診時には頭にズーンと響くような認知覚が診られた。

治療

頭痛の原因筋は頭半棘筋と判断し治療を開始しました。

その他、僧帽筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋群の治療を行いました。

1回目:初鍼治療とのことで優しめの刺激(1寸−01番)で治療を開始。
鍼の響きが心地よく感じ、次の日はスッキリ目覚めることができた。
10→5。

2回目:5→3。
やはり寝不足の翌日は少しだけ症状が出る。
しかし当初のような辛さはなく学校も行けた。

3回目:3→1。
症状はほとんど消失。時々重だるさを感じる程度に。
何より朝起きて学校に行ける…というのが嬉しい。

5回目:1→0。
朝目覚めた時の頭痛、不快感は消失。

ご両親も今回の息子さんの症状には大分心配されたようで、ご両親の希望もあり現在も定期的に首コリ治療を行っている。

まとめ

気が付きにくい若い人の体調不良


高校生くらいになると『この体調不良は何なのか…?』と自分自身で両親に相談したりできますが、小学生高学年・中学生はまだ相談がなかなかできません。ご両親も『うちの子の体調不良は何なのか?』とドクターショッピングしている間に様々な診断名をつけられて『首コリが原因かもしれない』…と行き着くまでに何年か経過していたりします。

若い人は集中している間に重たい頭がガクリとうつむき、6キロの頭を支える首に負担がかかります。
駅のホームではうつむき姿勢で集中してしまっているスマホゾンビだらけです。

今回のケースでは、『頭痛・吐き気・めまい』という症状でした。

行く病院によっては『起立性調節障害』とか『自律神経失調症』とか『頚性めまい』とか色々な【病名】をつけられてしまいます。病名が付くとそれに伴い薬物療法が始まり、効かない薬を飲み続けることになります。

早めにご両親が『首コリなんじゃないの?』と、気が付いて来てくれたので早期改善につながりました。

P・S



昨年10月28日に発売した『首コリ治療で世界が変わる!』も、じわりじわりと広まってきています。昨年10月28日に発売した『首コリ治療で世界が変わる!』も、じわりじわりと広まってきています。昨年10月28日に発売した『首コリ治療で世界が変わる!』も、じわりじわりと広まってきています。

この本の『在り方』がだんだんと深掘りされてきました。

元々この本は発売当時プロデューサーから『これってさー、直ぐに売れない本だよね~!だってさ、そもそもみんな自分の病気が首コリが原因だって気が付かないじゃーん?手に取らないじゃんまず。紹介で広まってく本だよね~!』と言われていました。

お恥ずかしながら私はその時に、
『あ、確かにそうだな…ww』と。ww

咳喘息の人がこの本を取らないし、逆流性食道炎の人も更年期障害の人も慢性疲労症候群の人もうつ病の人もパニック症の人も不安神経症の人もメマイの人も聴覚異常の人も○○症候群の人も現代社会が作り出した病に苦しむ人はまずこの本を手に取りません。

首コリが原因だと気が付いて初めて手に取る本であり、この事実を知っている人が身近な悩んでいる人に渡す本であるからです。
image