
Trigger-Pt®(トリガーポイント)とはなんなのか。
簡単に言うと…コリ
ちょいむずで言うと…硬結
結果論で言うと…Trigger-Pt®
疼痛、痺れ、、
そして注目されている『自律神経を治す技術である事実』
Trigger-Pt®への技術による物理的刺激は、
セロトニン分泌させ、物理的な抗うつ薬になりえる。
症状がひどい場合は薬物療法も当然アリだが、私は鍼師。
鍼治療の可能性をあらゆる方向から探るほかない。
『存在は認知によって初めて成り立つ』…という哲学がある。
誰もいない森で倒れた木は音を立てたか。
一般論では、音を立てた。
しかし多くの哲学者は『音は立っていない。なぜならば存在は認知によって初めて成り立つからだ。』と答えた。
バタフライエフェクトのような話になるが、やはり『存在』に注目するとそれは『認知』によって成り立つ。
その『存在』をTrigger-Pt®としたとき、
患者が感じるズーンとした『響き』は、そこに在る『存在』に鍼先が打ち抜かれたことを認知している。
それが『認知覚』。
つまり、
『そこにはTrigger-Pt®が存在している…と患者が認知して初めて成り立つ』のである。
さて、、、先日のこと、、
私が尊敬する精神科医の伊藤先生との対談。
『Trigger-Pt®とはなんぞや?』
セロトニン分泌論の他、もう一つ仮説が浮上した。
それは、
Trigger-Pt®とは、ひょっとすると超局所的な死後硬直なのではないか…というもの。
私はこれを『超・超局所的な死後硬直説』と呼ぶ。

この説を帝京大学薬学部・厚味厳一教授に聞くと、
「そもそも見えんし、あり得ない話でもない。そもそも細胞っちゅうのは一つの国みたいなもんや。死に、、生まれ、、、を繰り返している。最近では細胞の周りの細胞がその細胞を助けようとしているっちゅう研究もあるんや。」
人間そもそもが一つの細胞からの奇跡の軌跡。
謎だらけ。
矛盾だらけ。
年間60万本鍼を打ち、Trigger-Pt®を打ち抜く人間にしか分からない感覚を大事にしたい。
これらの仮説から、
最近では「トリガーポイントってなんですか?」と聞かれると、
私は『超・超局所的な死後硬直のような現象』と答えるようにしています。
Trigger-Pt®を打ち抜くことによる血流の活性、周りの細胞レベルの助け合いが起こり、
死から生への目に見えないレベルのナニカが起こっているのではないか。
誕生の『誕』は嘘偽り…の意味がある。
前例が無いレベルの事象は、嘘偽りを大切にすることで誕生するものだ。
これも矛盾。
さて、
鍼を打ち続けよう。
