第三回 私塾
国
鍼
塾
11月24日(月・祝)
19:00〜21:00
(実技中心)
上記日程に私塾【国鍼塾(こくしんじゅく)】を開塾致します。
【資格】
鍼師・医師
※鍼師には『首』を中心に指導します。
※医師には各科に応じた必要部位及び『首』を指導します。
【参加費】
1回 8万8千円(税込)(2時間)
【定員】
1名〜2名
(先着ではありません)
【問合せ】
日本一鍼治療を行う現場で日本一鍼を打つ鍼師が直接技術指導します。
※我が院の社員も一部参加します(患者役も必要の為)
昨日の晩。
8月11日(月・祝)『第一回 国鍼塾』が開催されました。
沖縄県宮古島から『鍼灸整体院SHIN』の砂川亮真先生が参加されました。
おざわの鍼治療哲学を感じてくれたと思います。


・基本動作の哲学
・一鍼一筋への美学と哲学
理屈やアタマでは絶対的に伝わることのない体感。
実感即動の世界に足を踏み入れた砂川先生の覇気、時流独創を感じました。
自分自身が今、この瞬間に驚いてワクワクしていることを楽しむ姿。
豪快な波動を持ちつつ、繊細な美学を求めているいい男です。
第二回国鍼塾にも連続参加が決まりました。
沖縄を代表する治療家になります。
『基本動作』…というものがあります。
その基本動作はそれぞれ。
そう…それぞれあるのです。
その『自分の』基本動作を何度も何度も、繰り返して繰り返して行う。
その時に生まれるものとは?
何度も繰り返した人間にしか分からない場所。
その疑問を飲み込んで変化させ、その基本動作が深化していく。。。
基本ほど深いものはない。
一つの筋の触り方、
一つの筋のつまみ方、
つまみ動作の一つにも哲学と美学がある。
基本動作の深化に気が付いた時、『ハッ!!』と驚くんです。
体感しないと分からない鍼治療基本動作の世界があります。

鍼の世界は、
『できること』
『使いこなすこと』
『極めること』
から成り立ちます。
鍼を打つ…ということを何度も繰り返し、
決まった動作が『できる』になったとき、
それをどのような状況でも発揮することを『使いこなす』と言います。
使いこなす今に甘んずることなく求め続け、練り上げることが『極めること』です。
鍼を打つ速度、当てていく正確さ。
先ずは基本動作から生まれる正確さ。
そして基本動作を繰り返すことによって、
どんどん無駄がそぎ落とされることにより生まれるものが刺鍼速度です。
速く打てるようになるのではなく、
速くなっていくものです。
資料も全く存在しない。
存在するのは今、ここに居る我々のみ【私塾 国鍼塾】。
随所作主立処皆真。
今日一日引きこもって生き永らえた命にいったい何の意味があるのか。
私は毎日、狂ったように鍼を打ち続けています。
鍼治療は、人生の全てを使ってでも求め続ける価値があります。
少なくとも、私はそう感じています。