TADAYUKIさんは日本に数人しかいない『気象データアナリスト』という、気象学のみならず統計学のprofessionalでもありまして、当院患者の身体状態データを統計的に気象学と照らし合わせて分類し、さらにAIに私の手の鍼感覚や気象+統計データを取り込み新しい予防医学を作るというコンセプトで動く事になりました。
元々西洋医学的な『気象病』というのも大きな範囲で適当に(言い方悪い)言っているだけなんです。 これからは大きな範囲ではなく個々をカスタマイズして施術者(私)の臨床での鍼感覚(手先の感覚)を数値化し、『式』を作る。 これにより患者体調不良前のアラートなど、予防医学的なメッセージを個々に作り上げる事が可能になります。
気象というのは①気圧・②気温・③湿度…で成り立っているのですが、例えば気圧に注目しますと、基準大気圧が1013,25hPa 。基準大気圧にかかる重量は10339,29kg 。つまり簡単な話我々は普段10トンもの重量が身体にまとわりついている状態…という事。 そこで1日にたったの2hPaの変化が起こりますと20,4kgもの空気の重さが身体にかかってきます(これは普通の人は気が付かない)。
しかし?普通の人が気が付かないこの20,4kgを敏感に感じてしまうのが痛みや痺れ、もしくは頭痛やコリ感。更には集中力低下や目眩。自律神経症状の原因(きっかけ)となりえたのならば?…面白いと思いませんか。!! 例えばこれを『個々をカスタマイズする』という理論にて鍼治療臨床数が多い様々な症状をもつ当院の患者様に協力頂きその日の体調・治療後の体調・治療後3日目の体調などなど、数ヶ月記入したものからデータを統計して気象学とかけ合わせると面白い結果が出てくる訳です。
TADAYUKIと激アツに語り合いました。乞うご期待♪
〜〜〜〜〜〜 そして、数ヶ月が経過 〜〜〜〜〜〜
患者様データも300件近く集まり、一人一人のカスタマイズされたデータ解析がまとまってきています。
クラスター分析による患者間の相関関係を解析。
データの似ている個体(ここでは患者の体調)を同じグループにまとめて分析。同じ期間で症状発生の傾向が近似している組合せの個人差を標準化してまとめました。
様々な解析結果が出ており、我々職人の目線でこれから手作業で解析していきます。
2021年の今年中にはアプリ開発が出来そうです。 予防医学の根本を覆します。 更に乞うご期待!!
〜〜〜〜〜〜 そして、2022年 〜〜〜〜〜〜
アプリ開発資料を一部公開します。こちらからご覧ください。
〜〜〜〜〜〜 ここまでやるか、2023年 〜〜〜〜〜〜
【鍼治療×気象学】 研究者と鍼師おざわのコラボ続報です!!こちらからご覧ください。