症例報告
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胃の症状なのに首コリ治療?〜首コリと自律神経〜

主訴

胃がずっとキリキリキュルキュル痛む

問診

1ヶ月前くらいから『胃と背中』が辛い症状です。
内科で処方された薬で一時的に良くなるが、飲まないと直ぐに再発するそうです。

胃が痛い…そして背中もとにかく痛い。。。

以前帯状疱疹になった時と痛みが似ていたので、
早めに医者に診てもらったが帯状疱疹ではないと言われ経過観察に。

しかしいくら様子を見ていても一向に良くならない。
仕事はデスクワークで1日中パソコン。
背中から全身が辛くなってしまう。

疲れが溜まると首も痛くなってくる。
症状の原因として考えられることは職場環境が変わり、忙しくなってしまったことだと思う。

睡眠はしっかり取れているし生活習慣は悪くないはず。。。

食欲はあるが食べたら胃に来てしまうので食べるのが憂鬱。

病院に行って薬をまた飲み始めても根本的な改善にならない…と思い、ネットで調べていたところ国立おざわを見つけたそうです。

視診・触診

頚から背中にかけての浮腫があり、特に胸腰椎移行部前後の緊張が強い。

うつ伏せが苦しいとのこと。
頚部浮腫(+++)
胸腰椎移行部筋緊張(+++)
皮脂(+++)

治療部位

1回目
まだ痛いが少し軽くなった。

2回目
完治。
嘘みたいに治った。

胃の症状完治後は首の治療を中心に週一度のメンテ治療を継続している。

まとめ

お腹の症状とトリガーポイント


お腹が痛い。
食欲が出ない。
食べると膨満感。
ガスが溜まる。

いわゆる胃痛という症状も、
病院で詳しい検査をしても異常が診られない場合もしくは『逆流性食道炎や慢性胃炎』などの病名が付いているが何度も繰り返している場合、自律神経が関係している可能性があります。

自律神経系の副交感神経は消化器系を活発に動くよう働きかけます。

しかし、今回のケースでは長期に渡り精神的に緊張する事が多かった為、身体が交感神経優位になってしまい消化器系の働きが低下している状態でした。

交感神経優位になってしまうと…
①胃の血管が収縮し血流が低下
②胃の粘液分泌低下
③胃の粘膜の抵抗力が低下する
→炎症が起こり胃痛に発展してしまう。

逆に、副交感神経は胃や消化器系の蠕動運動を活発にします。

現代人はどうしても『首コリ』が在ります。
頚部浮腫という環境は副交感神経を圧迫するため、自然と無自覚に交感神経が活動してしまいます。

つまり、、、『ずっと戦っている状態』になります。

『首コリが胃の症状に関わっている』…と気が付くまでに長い時間が経過しているケースが多いのです。

若者のお腹の症状も増えているのはそういうことなのでございます。
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