症例報告
症例報告
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顔面けいれん・首コリ・肩コリ・パニック症

主訴

右顔面にけいれんがある。週に2〜3回ひどくけいれんする事がある。
右の口の下に痛みと共にけいれんが出る事がある。
歯が悪いのかと思い、歯医者にも通院しているが良くならない。
目の周りのけいれんも昔あったが、現在は口元に限局されている。
右の目が閉じにくい状態である。時々口角から水がこぼれてしまう事がある。
首のこりや肩こりが強い。昔からパニック症の既往もある。

治療

首のこりと肩こりが強かった為、しばらくうつ伏せの状態にて首と肩の治療を集中して行った。
①半棘筋②板状筋③後頭下筋群④僧帽筋⑤肩甲挙筋

1回目~5回目:首コリや肩こりが減少し、表情のこわばりが少し楽になる。
6回目から顔面部の治療に移行。
6回目~8回目:顔面部の痛み・けいれんが少し減少する。
9回目~11回目:顔面部の痛みが無くなる。けいれんは多少残るが楽になる。

その後数回の治療で症状は消えたようです。

まとめ

顔面部の筋

顔面部には細かい筋肉が付いています。
いわゆる表情を作る表情筋も疲労が出ると様々な症状を引き起こします。
その根本は首のこりや肩こりが原因となっていることが多く、それらを治さないと症状が治らないケースもあります。
話は変わりますが美容でもそうです。
首のこりがあるのにいくら顔面部を施術しても効果が薄いです。
本当に美容に気をつけている人は首コリに気をつけている人が多いのです。
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