症例報告
症例報告
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数年前に線維筋痛症と診断された音楽家

主訴・問診

線維筋痛症

3年前に『線維筋痛症』と診断される。
初め、まるで骨折したかの様な痛みに襲われた。病院を転々とし、様々な検査を行った。

結果その様な診断結果となる。現在は薬物療法のみ。鍼治療は経験があり、コリをほぐす為の定期的なメンテナンスは受けている。

眠りが元々浅い。朝早くに起きてしまう事がほとんどで、3時間ほどしか眠っていない。音楽家であり、コンサートなど定期的な演奏会を行っている。

現在は痛み止めを服用しながら仕事を行っている。何とかしてほしい…との事でご来院。

視診・触診

皮膚の緊張・皮脂など交感神経緊張の皮膚所見が診られた。触診ではほぼ全身的に浮腫んでいる状態。

治療

線維筋痛症という過去の診断結果を考え、全身のトリガーポイントに対して響きの鍼治療を本数を多めに施術する事とした。

治療結果

初回の治療後から全身の浮腫の軽減。

それにより睡眠も深くなり日常生活が非常に過ごしやすくなる。

初めは週2回の治療。治療毎に状態は回復。先日大きなコンサートがあったが無事成功。またこれから年末のコンサートに向けコンディションを整えてメンテナンス中。

まとめ

線維筋痛症と鍼治療

鍼治療…といえども言葉は一つですが治療法は様々。
漫画でも紹介中→http://triggerpoint.tokyo/comic/c08/

当院の治療は響きを与えて副交感神経機能を活性化させる響鍼点®︎治療を行ってます。

線維筋痛症の患者は多くのケースで自律神経機能が乱れており交感神経緊張症状が強く出てしまっている事が多いです。

交感神経緊張が長く続く事により身体が痛覚過敏状態となり、疼痛をより感じる環境に身体が体質変化してしまっている状態といえます。

響きの鍼治療にて副交感神経を強制的に活性化する事により線維筋痛症の症状と響きの鍼治療の相性は臨床的にかなり良いのです。

ご相談ください。
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