症例報告
症例報告
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股関節の痛み・足を開くと痛い・走る時体重がかかると痛い

主訴

左の股関節が痛む。
特に沢山運動をした訳ではないが、急に痛みが出てきた。
足を開脚すると引っ張られる様な痛みが出る。軽くランニングをすると、足が着地したり足が地面から離れる瞬間に痛みが出る。

視診・触診

初め、開脚時の引っ張られる様な痛みがあるという事から内転筋を疑ったが、股関節内転の筋収縮をしても症状が全く再現しなかった。
仰向け状態での股関節屈曲・内旋で強度の痛みが出る事から大腿筋膜張筋と大腿直筋が原因であると判断し治療を行いました。

(①大腿筋膜張筋②大腿直筋)

治療

大腿筋膜張筋前面に対してのトリガーポイント療法と、、、

大腿直筋に対してのトリガーポイント療法を行いました。

1回目:10→7 全体的な痛みが30%ほど改善する。
2回目:7→5 少し走れるようになる。足を開いた時の痛みが無くなる。
3回目:5→1 ほぼ完全する。荷重をかけても痛みが無くなる。

まとめ

大腿筋膜張筋と大腿直筋

大腿筋膜張筋は股関節の外側にある筋肉です。
股関節の屈曲と内旋を行う筋肉ですが、この部位にトリガーポイントが形成されると『荷重をかけると痛みが出る』という症状が出現します。
大腿直筋は股関節の屈曲と膝の伸展を行います。
大腿四頭筋と呼ばれる4つの筋肉のうちの一つで、唯一股関節をまたいで付着しています。
『2関節筋』と呼ばれ、2つの関節をまたぐ、数少ない筋肉の一つです。

股関節は局所的な治療で改善するケースももちろんありますが、腰の筋肉が固まり、骨盤の回旋力が失う事によって股関節に負担がかかって痛みが出てしまうケースもあります。
股関節の痛みがある場合、股関節のみの治療を行っても改善しない場合は一度股関節の治療を中断し、腰の治療を集中的に行うのも良いかと思います。
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