症例報告Case reports

高齢者の頻尿の治し方

【80代男性】

主訴

夜間頻尿。夜にトイレに2度起きる。

ゴルフが趣味だが最近頻尿が強く、プレーに集中出来ない。西洋医学的な治療は行なったがどうも身体に合わない。

鍼治療でどうにかならないか?』…という事にてお知り合いの紹介にてご来院してくれました。

視診・触診

視診では特に異常はなく、お話を聞いてみるとゴルフの為に毎日1万歩以上ウォーキングを行い、練習は週3回。ご年齢としてはかなりの努力家でございました。

しかし触診にて腰部・殿部の過緊張およびハムストリングスの筋緊張が強く診られました。

治療

恐らく過度に使用している下半身の筋肉が血流を阻害していると判断し、大殿筋を中心として他中殿筋・ハムストリングスのトリガーポイント治療を行いました。

治療結果

数回の治療にて夜のトイレは改善。

トイレで一度に出る尿量が多くなった

お陰でゴルフのプレー中も尿意も感じなくなった』というお言葉頂きました。

『残りの人生ゴルフを楽しみたい!』という強くアツい希望にて現在も週二回の治療継続中です。

まとめ

人生100年時代…と言われる中でこれからの医療としては『泌尿器疾患に対するアプローチ』を発展させて行く必要性があると思います。

泌尿器疾患があるとスポーツも旅行なども億劫になりどうしても活動範囲が狭くなります。同時にご高齢の方はプライドもあります。なので心の部分も傷つく事があります。

これらの症状が鍼治療などの治療にて改善すると老後QOLが上がります。

実は夜間頻尿・頻尿などの鍼治療はとても有効で、特にトリガーポイント治療は自律神経に大きく作用する為鍼治療効果の継続など、ご満足頂ける結果となる事が多いです。

治療では主に①大殿筋②中殿筋③ハムストリングスの3点セットが重要。高齢になるとどうしても殿筋から弱っていきます。

動物の中で最も殿筋が発達しているのがヒトです。

直立二足歩行をする為の最重要筋肉が殿筋です。

ご高齢になると殿筋が萎縮しお尻がぺったんこになります。なので歩幅が減少し、第二の心臓と呼ばれる下半身の循環が悪化していくというわけです。

今回の患者様は毎日1万歩&ゴルフ大好きだったので筋肉的には一般的な患者様よりは発達していました。

なので治療効果も早い段階で出てくれたものと思われます。

エイジシュート頑張って下さい。

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