腰椎椎間板ヘルニアと診断されたが、実際は筋筋膜疼痛症候群によるTPが原因だった症例
【40代男性】
【40代男性】
【40代男性】
【40代男性】
3年前に腰椎椎間板ヘルニアと診断されている。
今回も同じ様な症状であり、整形外科に行くとまたヘルニアが原因ではないかと診断される。
テニスが趣味であるが、現在は痛くて出来ない。鏡の前に立って身体を見ると疼痛生の側弯が診られる。
現在左足の親指とふくらはぎの外側に痺れがある。
腰も痛くて歩けない。何とか仕事には行っているが、集中出来ない。
現在は処方された痛み止めを服用している状態である。
この度同僚の紹介で、当院にご来院されました。
視診では身体は曲がり、痛みによる疼痛性側弯が診られた。
加重で症状が悪化するのか、患部の足は引きずる様な状態でした。
触診では腰部・殿部に過度の筋緊張が診られた為、手技での治療は行わず鍼治療にて原因を探しながら治療を行いました。
鍼:2寸ー3番
治療部位:腰部最長筋・腰部多裂筋・中殿筋(全て左)
身体の負担を少しでも軽減させる為、この3筋にしぼり集中治療を行いました。
1回目:変化なし。
3回目:10→6 症状が約半分に減少する。
4回目:6→5 後日病院にて腰の精密検査の予定だったがキャンセルして鍼治療を継続する。
6回目:5→3 痛み・痺れ共に症状がほぼ改善する。歩行も正常に戻り仕事も普通にできる様になる。
8回目:若干指に痺れが残るが、ほぼほぼ症状は改善する3→1
その後数回の治療で症状は消えたようです。