症例報告
症例報告
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腰痛・同じ姿勢が続いた後の痛み・腰を曲げると痛い・頭痛・首の痛み・手首の冷え

主訴

10年続く腰痛。整形外科では椎間板症と言われている。
ブロック注射などを行ったが改善しない。鍼や整体などにも通ったが改善しなかった。
率先してヨガなどの運動を行っている。
最近また痛みが強く出ておりレントゲンを撮ると、腰椎の間が狭く、椎間板が潰れているという診断が出た。
うつ症状も長く、薬を服用している。10年ほど服用している。
漢方薬も飲んだが改善が診られない。数多くの不定愁訴がある。
痛みの根本を治したいという事で当院にご来院されました。

治療

多部位にわたる長年の症状の為、
局所的な部分及び、自律神経調整の為首を中心に治療する事にしました。

治療結果

1回目~3回目:浮腫みが強度であり、浮腫みを取る様に本数を多めに治療を行う。効果はまだ感じられないが、症状に波が出るようになる。
4回目~8回目:浮腫みが取れ、鍼の響き感覚が感じられるようになる。この頃から腰の痛みがほとんど消えてくる。頭痛などの症状も感じなくなる。
9回目~10回目:ほぼ症状は完治する。手の冷えなどはまだ感じる。時々症状が出るかもしれないという不安感はあるが、以前よりは大分良い。

その後数回の治療で症状は消えたようです。

まとめ

首は様々な細かい筋肉を治療しました。
それにより多くの不定位愁訴が消失していきました。
腰痛に関しては10年以上の長年の腰痛という事もあり、浮腫が強く、鍼をポイントに当てていくのが簡単ではありませんでした。
2〜3回の集中した中殿筋の治療により腰部の浮腫みも取れていきました。

(中殿筋)
中殿筋の動きが良くなる事により腰部の浮腫みが取れ、腰の筋肉にアプローチしやすくなりました。

(最長筋と腸肋筋)

まだトリガーポイントが残っている為、10日に1回程度の響鍼治療を行っていきます。
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