バネ指と診断された親指周辺の痛み
【50代女性】
【50代女性】
【50代女性】
【50代女性】
一ヶ月前から右手母指の痛みが継続している。
はじめは、高枝バサミで剪定をしていて、力を入れた際にビギッとした痛みを感じた。痛みはMP関節にある。指が曲がらずらい、力が入らない。ひっかかり感がある。洗濯物を止めるピンが握れない状態である。
整形外科では親指のバネ指と診断されて、週一回治療に通う(低周波治療、温熱、湿布)ステロイド注射を2回打った。直後は痛みが緩和するが、根本治療では無いと思っている。
なかなか改善しない…という事で、ご主人様がHPにて当院を検索、ご共感頂き来院頂きました。
長い時間痛みを感じていたせいか、手のひらの皮膚全体の緊張が強く感じました。母指の屈筋群の緊張よりも、母指の内転筋や対立筋の収縮による痛みの方が明確だった為、手掌にある手掌腱膜も含めながらそちらを中心に治療致しました。
(掌を覆う手掌腱膜。手掌腱膜により掌の皮膚は甲側よりも動きが少なく、鉄棒などの物を掴んだりする事が出来ます)
①母指内転筋
②母指対立筋
こららの筋肉に対して鍼治療(寸3 - 1番)を行いました。
初回ペインスケール10→6
痛みが半分くらいに軽減。洗濯バサミを止められる様になるまでに回復。
2回目6→3
痛みかなり減少。親指のひっかかり感が気になるが、1ヶ月悩ませていた疼痛は緩和。
3回目→2
ひっかかり感も緩和その後、4回目の治療後には痛み、ひっかかり感は消失しました。