症例報告
症例報告
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太ももの痛みとピリピリ感

主訴

3ヶ月前から徐々に大腿部前面にピリピリ感と痛み、膝が曲がらない等の症状が出始めた。
立ち上がりの際やグッと踏ん張るときに痛みがあり、夕方は特に症状が強くなる気がする。
整形外科に行ったが原因が分からず加齢ではと言われた。

痛み止めと湿布、ヒアルロン酸注射をしたが一向に変化はなし。4日前くらいからむくみもヒドくなってきた。

視診・触診

視診ではむくみが若干診られ、触診では大腿部前面に皮膚のつっぱり感がある。
また、大腿直筋と内側広筋に著名な圧痛がある。

治療

今回の症状は大腿直筋と内側広筋のトリガーポイントによる症状と判断し大腿直筋と内側広筋を中心に治療しました。

1回目 治療後、ピリピリ感は減少と大腿部の張りが減少。体重をかけるとまだ痛みが残存。
2回目 全体的な症状が低下。膝の屈曲時も違和感がなくなってきた。
3回目 ピリピリ感、大腿部の筋緊張も消失し屈曲時も痛みなし。

全3回で治療終了。

まとめ

膝関節は負担が常に掛かる為、早急かつ的確な治療がより必要な箇所であり、技術や経験が差に出やすいです。
痛みが続くことにより、二次的三次的に他の箇所へ負担が掛かると治りも悪くなります。
早めの治療をオススメします。
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