症例報告
症例報告
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風邪を引いた後に咳だけ残る。咳喘息の鍼治療

主訴

咳喘息

問診

風邪をひいてから一週間経っても咳が止まらない。
思い返せば昔から風邪をひくたびに咳だけが治らず続いてしまう‥病院では咳喘息と診断された。

過度の咳症状により肺まで痛む感覚が出てきている。
どうにかこの咳と胸の痛みを止めてほしい‥

視診・触診

頸部浮腫 (特に後頭骨付着部の浮腫みが顕著)
交感神経緊張状態により皮脂過多、治療姿勢での身体の体動が多い。

治療

初回は細めの鍼を使用した。
治療筋:頭半棘筋 胸鎖乳突筋 僧帽筋 上部胸椎多裂筋

首の筋肉に加え、呼吸器系疾患の治療カ所(上部胸椎多裂筋)の治療を行いました。

ココがPoint

咳の症状がひどい場合は表層の筋肉からアプローチし、少し症状が落ち着いてから深層筋のTPをメインに治療していきます。

一回目:浮腫み除去の治療をメインとする。

二回目:浮腫みが取れてきたため硬結に鍼が当たりやすく首背中ともによく響く

三回目:自律神経に最も影響を及ぼす後頭下筋群の治療を加える

計3回の治療で咳も落ち着き肺の痛む感覚もとれました。

まとめ

喘息と咳喘息のちがい

喘息は気管支が炎症を起こすことによって呼吸困難、喘鳴などの症状が出ます。
それに対し咳喘息は咳のみの症状となります(発作的な咳症状でも咳喘息と診断される方が増えています)

気管支は活動が多い日中は酸素がたくさん吸えるよう広がり(交感神経優位)夜になると狭まります(副交感神経優位)
そのため夕方から夜にかけて症状が強まることが多いです、、
そしてトリガーポイントによる自律神経機能の乱れがあるとうまく調節がいかずに症状悪化という状態になる事が多いです。

自律神経調整の治療を行いながら(首治療)
気管支に影響を及ぼす上部胸椎多裂筋の治療が症状の早期改善に導きます。

咳が治療中出てしまうのが不安という方でも安心して受けて頂けるよう個室のご用意もありますので是非ご相談下さいませ。
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