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東洋医学者 鍼師 小沢国寛がコロナ禍を終えて思うこと

2019年末。新型コロナウィルスが猛威をふるい始めました。不安を煽るメディア。それを鵜呑みにする周囲。

【盲目社会に対するは、獣勇なかるべからず】福沢諭吉の言葉です。

『本当に正しい事は何か?』人は『?』と疑問に思い、そこを探求してこそ己の哲学が生まれます。時に獣の勇気を持ち、創業した頃の思いを覇気に変え自分の足にて進むることが独行の道であります。

コロナ禍の約3年、生活様式の変化やストレス、脳疲労などにより自律神経の乱れによる不定愁訴が増加しました。自律神経を治す薬は無く、自律神経を治す東洋医学的技術が存在します。

『それは、本当に正しいのか?』『悪い所は一体どこにあるのか?』…『?』…と、疑問に思う事を臨床の基本概念に置いている当院を頼ってくれる患者様が増え、現代社会にメスを入れる事が出来る鍼灸東洋医学の可能性を大きく感じました。

現代社会は同時に脳疲労社会と言えます。バスの待ち時間、横断歩道の待ち時間、ボーッとする時間さえもスマホにより脳の回路は疲労しています。気が付かぬうちに脳血流も低下し、様々な不定愁訴が現れます。

鍼治療の臨床の中で、鍼を打っている間は『誰もが何も出来ない時間を体験している』という事に気が付き、鍼治療中のマインドフルネスタイムをマインドハリネス®と商標登録しました。更に当院独自の響きの治療は副交感神経を強制的に活性化させる効果もあり、強制的な身体に対するリラックス効果があります。相乗効果にて頭がスッキリする感覚を体感できると思います。

コロナ禍の終わりの出来事ですが、感性哲学の祖にふたつの書を頂きました。【愚と光】光にも、人それぞれの感性により良い光、悪い光に感じる事もあるかもしれません。愚を知る事により己を照らす光が新しい道を示してくれます。不完全性の自覚から滲み出る謙虚さを持ち、『より以上』を鍼師として目指します。人の為に成りますように、本物の鍼灸東洋医学の可能性を歩んで参ります。

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