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日本に数人しかいない「気象データアナリスト」との
気象病についての取り組み。

気象データアナリストの植田さんから「気象環境による体調予測システム」完成の吉報をいただきました。
いや、本当にすごい内容。みなさんも添付のPDFをちらっとご覧ください。私には凄すぎて全く理解不能ですが、本当にすごいんです。

最近、いくつかのメディアが『気圧が低い→関節痛』『台風が来る→頭痛』と簡単に伝える事により、天気と体調の関係が誰でもわかるようになりました。ですが、臨床現場において多くの患者さんを診ている中で、『皆、台風が来るのがわかる…というけど、私は台風が去った後の方が頭痛が出るのよね。』『どちらかというと僕は気圧が低い状態から高い状態に上がる時に、普段抱えている慢性疼痛が悪化するんですよ。』…という様に、簡単に言い切れない問題に立ち会う事が多いのです。

今回報告させていただく「気象環境による体調予測システム」は、当院400名の患者さん協力のもと、症状データを数ヶ月に渡り抽出し、当院の患者さんでもある気象予報士、更にそこを更に極めた『気象データアナリスト』の資格を持つ植田さんとコラボをして、ようやく完成した画期的なシステム。実際に治療に来る人がこういった気象条件の時にどの様な症状で、どの様な部位の治療をする事が多いのかがばっちり反映されています。

このコラボ活用は今後本人に起こり得る気象条件による気象病を予測し、予防できる可能性を期待出来ます。『気候が変化するから体調が変化するのか?』それとも『頚部環境が悪いから気象条件による影響を受けやすいのか?』哲学的ですが、どちらも正しく、どちらも知っておいて良いものでもあります。頚部環境が悪いことを知っているならば、体調が崩れると予報が出ている場合は近い時に環境を整える為に治療も必要です。これが予防鍼灸。気象コラボは予防鍼灸に役にたつツールの一つです。一般の方には分かりにくいほどの細かいデータ抽出のやり方をオープンにして情報開示致します。理解出来ずとも、ここまでやるかと我々の予防鍼灸に対するコラボの成果を感じて頂ければ嬉しく思います。日々の予測はブログで配信していますのでぜひご確認ください。

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