症例報告Case reports

首の痛み・頭痛・鬱

【40代男性】

主訴

首の痛み。
首から頭にかけて常に重い。
20年以上前から首や肩が重い。激しい頭痛ではないが、常に頭重感に悩まされている。
寝る姿勢によって痛みが強く出る。
最近転職をしてからストレスのせいか、症状が悪化している。
集中力が著しく低下している。
今年に入ってから鬱と診断されて現在は会社を休職している。
ひょっとして首のコリが原因では?…と言う事で当院にご来院されました。

視診・触診

視診では首に筋浮腫が強く診られました。
触診では後頭骨付着部辺りの筋肉及び、第6頚椎付近の首の付け根に硬結が診られました。

治療

●治療部位:頭半棘筋・頭板状筋・頚板状筋

①の頭半棘筋後頭骨付着部

そして、、

②の頭板状筋と頚板状筋の筋連結部を中心にトリガーポイント治療を行いました。

治療結果

1回目:首にダルさが出る。
3回目:10→7 痛みが軽減する。
5回目:7→5 今までの症状と比べると半分くらいになる。気分も楽になる。
7回目:5→3 集中力も昔に比べると良い。首の痛みは限局されてくる。

回を重なるごとに症状の緩和が診られている。

残り3割の症状

長年の歴史があればあるほどに、「残り3割の症状」を治すのは簡単な事ではありません。
あと少しの痛み。
あと少しの症状。
これを治す為には今まで治療していない盲点を探す、、もしくは今まで治療している部位をひたすらにしつこく治療する必要があります。
局所的な部位の治療だけではなく、視野を広げる事も大事です。
症状の波がある内は、まだまだ良くなる可能性があります。波が落ち着いた後、残った症状との根競べがあります。
今までの治療部位をしつこく治療するのがベストなのか。
それとも視点を変えて他の筋肉を治療するという選択肢を選ぶのがベストなのか。
残り3割の症状。
鍼の響きの感覚を頼りに、隠れたトリガーポイントを探す事が重要なのです。

症例INDEXへ戻る