膝から下の痺れ

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症例報告
膝から下の痺れ

【50歳男性】

主訴

膝から下が痺れる
何をしている時も痺れる。

視診

大分肥満もあり、腰部~下肢の循環不全がある。
歩き方などを見ていても骨盤が動いていない。
歩行も股関節が外旋しており股関節周りの筋の循環も悪い。
皮膚症状も悪く、湿しん及び腰部には色素沈着が多く見られた。

触診

腰部は皮膚緊張も強く指が入りにくい状態。臀部も同じ。
ハムスト及び下腿はむくみが強く、無理な手技療法は揉み返しになる可能性もあるため鍼治療中心で治療を行う事にした。
全体的に交感神経緊張症状が出ており頸部も同時に治療することを勧めた。

診断

全身症状→交感神経緊張症状(頸部の治療)
局所症状→腰部脊柱起立筋群・殿筋・下肢の循環不全。

治療

頸部の治療で全身の自律神経調整を行いつつ、腰部から下は集中的に触察にてトリガーポイントを見つけ鍼灸治療を行った。
鍼:寸6-3番 J-type

治療結果

初めから全身療法を行うとドーゼオーバーが起こる可能性があったため初めは下腿&頸部のみの治療を行った。→体が軽くなる。
2回目(3日後):だいぶ体が軽くなったという事なので、全身治療を行った。→治療終了後はだいぶぐったりしたが、翌日改善。体の重さをはじめ10だとすると今2位であると言われる。
その後数回の治療で症状は消えたようです。

まとめ

腰部や臀部が悪く、下腿が浮腫んでいるケースは痺れ症状を出すことも多いです。
殿筋からくる関連痛による下腿の痺れ症状というのもありますが、結構違うケースが多いです。
特に肥満体系で骨盤が動いていない人は要注意です。
まだ4~50代にも関わらず夜中にトイレに2~3回行く人は下半身全体が浮腫んでいるパターンが多いです。
足が日常生活でむくみ、それに気付かず就寝(この時心臓から下腿という循環のベクトルが変化し、下腿が心臓と同じ高さになる。)…すると今まで下にたまっていた水が循環し排出しようという力が働きます。
この患者様も夜中に2回トイレに起きていましたが、初回の治療から夜目が覚める事が無くなったようです。
夜間頻尿はせっかくの眠りが浅くなるので非常にストレスが溜まります。
夜間頻尿は色々な基礎疾患もありますが、このようなケースで夜間頻尿になっている事もあります。

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