肩がゴリゴリ鳴る

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症例報告
肩がゴリゴリ鳴る

【40代男性】

主訴

首・肩のコリ。
首はコリ感が強く、一日中仕事でPCなどを使っていると症状が悪化する。
コリを感じ始めた頃から肩を回すとゴリゴリと音が鳴る様になる。
特にゴリゴリと音がなる事による痛みは無いが、首や肩のコリを感じ始めた頃から左肩を回す時だけ音がなるので気になる。
ゴリゴリと鳴る事による自覚症状はないが、大分長い事鳴るため気になるので首や肩のコリを治療するついでに改善出来れば・・・・という事でご来院されました。

視診・触診

視診では頚部や肩に浮腫が診られた。
特に右と左の肩甲骨の高さの左右差が診られました。

治療

首や肩のコリを中心に治療しながら左の肩甲骨周りの治療も追加して行う事にしました。

治療部位:頚部→頭板状筋・肩甲挙筋・頭半棘筋 肩部→僧帽筋 背中→菱形筋 肩甲骨→棘下筋・三角筋

1回目:治療後のコリ感は大分改善する。しかし治療後二日ほどすると元に戻る。
5回目:治療後に改善し、2〜3日後に元に戻るという事を繰り返す。
8回目:徐々に治療後の症状改善が5日~7日ほど継続する様になる。
10回目:首のコリや肩のコリが改善すると同時に、肩がゴリゴリと鳴るのが少なくなる。
12回目:首や肩のコリは最近調子が良い。ゴリゴリと鳴る事もかなり少なくなる。

その後数回の治療で症状は消えたようです。

肩のゴリゴリ音

例えば、しゃがんだりすると股関節や膝がパキッと鳴ったりする方も少なくありません。
肩関節の場合、靭帯で最も関節可動域が大きな関節なので靭帯でガッチリ…というよりは、靭帯で軽くサポートされながらのインナーマッスルにて固定されています。
よく動かなければならない為、靭帯での関節安定より、筋肉での関節安定をしている特殊な関節です。
いわゆるインナーマッスルとはローテーターカフ(回旋筋腱板)と呼ばれ、①棘下筋②棘上筋③小円筋④肩甲下筋という4つの筋肉で構成されています。
ローテーターカフは肩関節を支えている筋肉の為、どれか一つでも弱ってしまったりする事により正常な関節運動が出来なくなります。
四十肩や五十肩でもこれらの筋肉のどれかが悪くなる事により発症する事が多いのです。

肩がゴリゴリと鳴る人は、これらの4つの筋肉のいずれかにトリガーポイントが形成されている事が少なくありません。
①肩甲骨の左右差を整える事 ②4つの筋肉のトリガーポイントを除去する事 ③首コリや肩コリなども治療する事が大事です。

肩甲骨は宙に浮いている骨で、沢山の筋肉が付いています。
それら一つ一つのトリガーポイントを治療する事が大切です。

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