関節リウマチの可能性を考えた両方の肩の痛み

Menu
症例報告
関節リウマチの可能性を考えた両方の肩の痛み

【50代女性】

主訴

肩の痛み。
去年冬、重いものを持つ作業をしたのをキッカケに両方の肩に強い痛みが残る。
電気治療などを行ったが改善せずに痛みはどんどん悪化していく。
最近また整形外科へ行きレントゲン検査などを行った。異常は診られなかった。
3〜4回注射を行ったが改善は診られなかった。
マッサージ治療なども行った。初めは良いような状態だったがすぐにまた症状が悪化してしまう。
両方の肩の痛みが続いている為、知り合いから「リウマチでは?」と言われ検査を行った。
洋服の脱ぎ着が辛い。
元々猫背を気にしている。
時々肩から腕にかけて痺れっぽい症状が出る。

視診・触診

視診では特に異常はない。
肩関節外旋・内旋・外転で痛みが出る。
肩関節以外の関節で朝のこわばりや痛みは診られない。
検査結果からリウマチではないという検査結果が出た。

治療

痛みは肩関節前面に出ていました。

治療部位は棘下筋を中心に行いました。
棘下筋と三角筋後部繊維との筋連結部や三角筋前部繊維に対してもアプローチを行いました。

●治療結果
週二回の治療に来て頂きました。
治療直後より痛みが軽減し、10回目の治療後には初め10の痛みが3までに軽減しました。
その後数回の治療で症状は消えたようです。

まとめ

関節部の痛みの場合、片方だけならば筋肉や靭帯のトリガーポイントが原因による痛みのケースが多いのですが、①両方の関節②3関節以上、両方の関節が痛い③朝のこわばりが強い…という3点が認められればリウマチを疑い血液検査をするように医療機関への紹介を行っています。
関節リウマチではない場合、筋肉や靭帯のトリガーポイントが原因である為、集中的な治療を行います。
もし、関節リウマチだった場合でも循環改善を促し、自然療法での治療を行う事は大事と考え治療を勧めさせて頂く事も少なくありません。

今回のケースでは、元々方に存在していた潜在性のトリガーポイントが、重い荷物を持ったことにより活性化した事により症状が出現してきたものでした。
急な首の痛み。急な腰の痛みも同じ様に、元々そこにあったトリガーポイントが活性化した事により初めて「症状」が出現します。
症状が出た時というのは、「元々そこにトリガーポイントが有った事による結果」なのです。

<<前のページへ

次ページへ >>