変形性膝関節症と診断されている膝の痛み

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症例報告
変形性膝関節症と診断されている膝の痛み

【60代女性】

主訴

膝の痛みが強い。
整形外科にて「変形性膝関節症」と診断された。
消炎剤などを処方されたが効かない。
最近少し、「腰が痛い」という自覚症状を感じた後、急に膝の痛みが出現してきた。
膝の曲げ伸ばしは可能であるが、車の運転などで不自由である。
大好きなテニスが思い切り出来ないのが辛い。

思い返してみると、4年前に一度、同じような症状で苦しんだ経験がある。
その時は自然に症状を感じなくなったが、今回の痛みはなかなか治らない。

ご家族のご紹介にてご来院してくれました。

視診・触診

視診の段階では特に異常は診られませんでした。
触診では膝後面に圧痛が診られました。
腰や殿部にも硬結が確認できました。

治療

この膝の痛みは腰部の筋肉及び殿部の気が付かぬコリにより骨盤の動きが悪くなり、膝に負担をかけた結果であると判断し、腰部・殿部を中心に施術を行いました。

中殿筋には索状の硬結が診られました。
テニスは横移動も多く、中殿筋に負担がかかりやすいです。

●治療結果
1回目:10→5 痛みが半分になる。まだテニスは出来ない。
3回目:5→3  ほぼ良くなる。
5回目:3→0  症状は改善する。テニスに復帰できた。

腰と股関節と膝の関係

今度詳しく書きますが、腰&殿部は無意識のうちに固くなると骨盤が動きにくくなり、チカラが逃げられなくなることにより膝に負担がかかります。
時に足首に負担がかかる人もいます。
解剖学的に腰の筋肉は骨盤に付着しており、①腰が悪くなり→②殿部に負担がかかり→③膝や足首に負担がかかる・・・という流れがあります。
「腰」という感じは「要」と書きます。

痛いところだけ見ていては治るものも治りません。
まさに下半身の要の状態を確認しておくのは治療の重要なポイントです。

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