脊柱管狭窄症と診断された右のお尻から足までの痺れ

Menu
症例報告
脊柱管狭窄症と診断された右のお尻から足までの痺れ

【80歳男性】

主訴

腰が痛くなり、足まで痺れが出てきた。
昭和記念公園を散歩して写真を撮るのが趣味だったが、最近痛みの為出来ない。
整形外科に行くと脊柱管狭窄症と診断された。週一回注射での治療を行ったが改善がなかった。医師には手術を勧められたが断った。
仕事も過去にプロパンガスなどを運ぶ仕事をしており腰に負担がかかる仕事をしていた。
自転車と車の運転は大丈夫である。しかし歩いていると痺れの症状が出現する。
歩けないのが辛い。現在は杖をついている。
ビリビリと痺れるわけではなく、痛みのほうがどちらかと言うと辛い。
奥様のご紹介によりご来院されました。

治療

視診では明らかに右の股関節を外旋位にしており、大腿筋膜張筋の疼痛緩和肢位をとっていた。
殿部の筋が膨隆しており循環が悪い印象が強かった。
腰部の緊張も強く、骨盤が回旋していない事による股関節への負担へも考えられた。
手技療法では殿部のトリガーポイント内在筋に対してアプローチできない為、鍼治療を中心に集中鍼治療を行いました。

1回目:中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋に対する集中的な鍼治療
10→9 「ちょっとよい気がする」
3回目:殿部が少し緩んできた為、多裂筋・大殿筋の治療も追加する。
9→7 「痺れが減ってきた気がする」
5回目:7→3 「少し散歩に行く勇気が出てきた」
8回目:3→2 「大分症状が改善する」

今まで週二回の治療だったが週一回の治療になる。

その後も継続治療。。。

まとめ

脊柱管狭窄症と診断された症状でも実は原因が殿筋や腰部のトリガーポイントにある事が少なからずあります。
今後の高齢社会で脊柱管狭窄症と診断される患者様は少なく無いと思います。
その中には「実はそこが原因ではなかった」という患者様もいるという事です。

<<前のページへ

次ページへ >>