パニック症(電車に乗れない・不安感・メマイ・動悸)

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症例報告
パニック症(電車に乗れない・不安感・メマイ・動悸)

【50代男性】

主訴

パニック症。
3年前から電車に乗れない。しかし薬を服用すると何とか乗ることが出来る。
心療内科でもパニック症との診断を受けており薬を飲み続けながら会社に通っている。
不安感が高まりメマイや動悸がする。特に電車で座れない時などに不安感が高まり症状が強く出る。
血圧の変化も激しく出ることがある。

視診・触診

視診では若干の側弯がみられた。
触診では頭板状筋・頚板状筋に筋緊張が強く診られた。

頭半棘筋の停止部にも筋緊張が強く診られました。

治療

1回目:治療後に少し痛みが出る。だるさも出現する。
3回目:少し身体が楽になる。不安感が消えてくる。今まで感じていなかったコリを感じるようになる。

表層のコリが取れ、鍼の刺激にも慣れてきた為、深部の筋の治療に入る。
5回目:電車に乗っても不安感やメマイ・動悸が無くなる。

まとめ

パニック症の多くは自律神経の乱れが原因による交感神経緊張の症状です。
首のコリがひどい場合、(自覚症状有・無に関わらず)全身的な交感神経緊張が起こります。
冷や汗をかいたり、メマイ・不安感・動悸などは全て交感神経緊張の症状です。
首に形成されているトリガーポイントは冷えやストレス、虚血などにより活性化します。
痛みや痺れとして出る場合もあれば、パニック症の様な症状として出る場合もあります。
その様な症状が出た場合、症状を抑える治療しか行わないのが現代の医療の問題点です。

今回の症例では、3年間の薬の服用で治らなかった症状が、5回程度の首の鍼治療により改善しました。
その様な例は決して少なくありません。
長きに渡り薬を服用しているという患者様を診ていると、早く首コリ治療が世に広まれば良いと強く思うのです。

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