便秘症と隠れ冷え性

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症例報告
便秘症と隠れ冷え性

【40代女性】

主訴

何年も前から便秘である。
ここ数年、普通に便意を催した事もない。
薬はもちろん、漢方薬、サプリメントなど、様々な専門医を回ったが改善しない。
食欲も無く、とにかく気分がすぐれない日が続いている。
昔から冷え性で、夏でも足が冷える。靴下やスパッツなども常に着用している。

治療

お仕事も1日10時間ほどパソコン作業があり、首コリや肩コリが主訴と並ぶほどの症状として現れていました。

これらのコリは自律神経が乱れる原因となる為、首と肩の治療も行いつつ便秘治療に有効である下記の部位に対して集中的にアプローチを行いました。

①腰部多裂筋

便秘症で有効なポイントは腰部多裂筋のトリガーポイントの処理です。
この筋を治療する事により骨盤の回旋力の増強及び骨盤内血流の増加などが見込まれます。

②中殿筋と大殿筋

青いラインは中殿筋の索状硬結です。
黄緑色のラインは大殿筋と中殿筋の筋連結部のトリガーポイント
オレンジ色の点は仙骨外側縁の大殿筋付着部のトリガーポイントです。
これらのトリガーポイントも骨盤内及び下肢全域の血流阻害因子になります。

便秘の治療は①+②+(ひどい人は首のトリガーポイント治療による全身的な自律神経調整)にて改善します。

治療結果

今回はかなりひどい便秘症状でしたが、5回程度の治療で数年ぶりに普通の便が出た様です。

便秘症の治し方

便秘は各医療機関・サプリメント・漢方・各治療院により様々な治療法があります。
当院では便秘の治療は即効性を求めて行います。
腰部&殿部のトリガーポイント処理を集中的に行い、ほぼ99%の人が改善します。

基本的に消化器系というのは自律神経に左右される為、全身的な自律神経の乱れがあるにもかかわらず薬やサプリメント、漢方などでは一時的な改善は見込まれるかもしれませんが根本的には治りません。

トリガーポイントに鍼が当たると強制的な副交感神経活動の亢進が起こり、消化器系の活動は亢進します。

つまり消化器系の症状とトリガーポイントは相性が非常に良いので即効性があるのです。(今度詳しく書きます)

便秘症の患者様の多くは頑張って体を温めようとする傾向がありますが、これが逆に本人が気が付かない隠れ冷え性を招く事もあります。
隠れた冷え性が症状をどんどん悪循環の方向に持って行ってしまう事も少なくありません。
厚着をし過ぎるとそれが当たり前になり逆に冷え性になります。
人によっては気が付かない汗などにより、逆に体温を下げてしまう事をしている人も少なくありません。
冷え症の正しい知識をご指導させて頂いて、同時に鍼治療にてサポートしていくというのが便秘症改善の最短の道のりです。

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