突発性難聴・肩こり・頭痛・パニック症

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症例報告
突発性難聴・肩こり・頭痛・パニック症

【50代女性】

主訴

当院ご来院の3ヶ月ほど前、急に耳が聞こえなくなる。 初めは近所の病院へ行き、それから大きな病院を紹介され少しの間入院治療を行った。 入院時にはステロイドの点滴を行い、高圧酸素カプセルなどの治療も行った。 初めは聴力が0だったが、少し聞こえるようになる。 飲み薬なども服用した。 しかし聞こえる方を10とした時に聞こえにくい方は2くらいのまま症状が固定していたため、医師からは「これ以上の改善は見込まれない」と言われた。 元々、肩こりや頭痛症状があり、パニック症などの様々な不定愁訴がある。 落ち込みやすかったりイライラやストレスなども感じやすい体質である。 鍼治療が良いと聞き、ホームページを見て当院にご来院されました。

視診・触診

視診では首の浮腫み。特に側頚部に筋の浮腫が診られました。
触診では、首の筋肉全体に筋緊張が診られました。

治療

強い刺激を控えながら細めの鍼を選択し、ポイントに的確に弱い刺激での治療を行いました。

●治療部位:頭板状筋・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋

●1回目~3回目:聴力に変化は感じられないが、ストレスを感じにくくなったような気がする。

●4回目~6回目:肩こりや頭痛をほぼ感じなくなる。

●7回目~9回目:聴力は少しずつ回復。首の動きも良くなる。今までストレス等があるとパニック症状を起こしがちだったが、それも無くなる。

  • 頭板状筋

  • 胸鎖乳突筋

  • 肩甲挙筋

頭板状筋・胸鎖乳突筋・肩甲挙筋

頭板状筋や胸鎖乳突筋は乳様突起という骨に付着し、この部位にトリガーポイントが形成されると耳の症状が出現する事があります。
頭板状筋は薄い筋肉であり、鍼のコントロールが難しい部位です。
胸鎖乳突筋はトリガーポイントの宝庫であり、胸鎖乳突筋のトリガーポイントから出現する不定愁訴や各種症状は沢山あります。
肩甲挙筋は肩甲骨の内上角から頚椎横突起の1番から4番に付く筋肉であり、特殊な構造で様々な動きを行います。トリガーポイントが形成されると肩こりやメマイなどが出現する為耳症状がある場合は一緒に治療しておくと良いでしょう。

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